こんにちは。
博多駅から徒歩5分の歯医者【ゲン歯科クリニック】です。
歯周病は、お口だけの病気と思っていませんか?
成人の8割に症状がみられる歯周病は、悪化すると歯を失うだけでなく、じつは重篤な全身疾患の原因にもつながる病気なのです。
歯周病が引き起こす全身疾患とは
歯周病になって歯ぐきに炎症が起きると、そこから歯周病菌が血管へ侵入して全身を巡ります。
やがて心臓・脳・子宮など、さまざまな器官にしのびこみ、病気を引き起こすのです。
いったい、どのような病気の原因になるのでしょうか?
1.糖尿病
糖尿病は、患者数が約2210万人にものぼる生活習慣病のひとつです。
歯周病菌は、血糖値を下げるためのインスリンの効果を抑制し、糖尿病を悪化させます。
さらに、糖尿病により免疫力が低下し、歯周病を進行させます。
歯周病と糖尿病は、互いに影響し合っているのです。
歯周病を治療すると、糖尿病を改善させる手助けにもなることも明らかになっています。
2.狭心症・心筋梗塞
歯周病菌によって血管の中に糊(のり)状のかたまりがつくられ、詰まりやすくなります。
その影響で、血液の流れが悪くなって心疾患を引き起こすリスクが高まります。
3.脳梗塞などの脳血管疾患
歯周病菌によって脳の血管内に糊(のり)状のかたまりができたり、他の部位でできた血管の詰まりが脳に飛んだりすることで、脳血管疾患の原因になります。
4.誤嚥(ごえん)性肺炎
誤嚥(ごえん)性肺炎は、食べ物が誤って気管や肺に入り込むことで、肺に炎症を起こす病気です。
飲み込む機能が正常に働いている場合は、ゴボンと咳がでて気管や肺に入ってしまわないよう防いでくれるのですが、飲み込みの機能が衰えたシニア世代の方は要注意です。
食べ物と一緒に細菌を飲み込むと、肺炎のリスクがぐんとアップします。
リスクを下げるためにも、歯周病を予防し、日頃からお口の中をきれいな状態に保ちましょう。
5.早産・低体重児出産
妊娠中の女性は、ホルモンの変化によって歯ぐきに炎症を起こしやすくなります。
また、歯周病によって生じる炎症物質の1つ「プロスタグランジン」は、陣痛のときに分泌されるホルモンでもあるため、早産や低体重児出産の高リスクにつながります。
お腹の赤ちゃんのためにも、安定期に入ったら歯科検診を受けましょう。
他にも、歯周病は、
・骨粗しょう症
・メタボリックシンドローム
など、多くの疾患の原因になるといわれています。
患者様に合わせたオーダーメイドの治療で歯周病を予防
日本人の寿命は年々伸びていますが、病気にならずに健康に過ごせる「健康寿命」が同時に延びれば、人生がより豊かになるはずです。
全身疾患につながる歯周病を予防し、健康寿命を延ばしましょう。
当院では、丁寧なカウンセリングを行い、患者様のお口の状態やライフスタイルなどをお聞きした上で、オーダーメイドの歯周病予防・治療をご提供しています。
専用のカウンセリングルームや清潔なパウダールームも完備しておりますので、快適に通院していただけます。
歯周病の予防は今からでも遅くありません。「ゲン歯科クリニック」へお気軽にご相談ください。