こんにちは。
ゲン歯科クリニックです。
皆さん、毎日歯磨きをなさっていますよね。
でも、どうして歯磨きって毎日しなくてはならないのかご存知ですか?
習慣になっている、当たり前だから、理由を考えたことはないと思います。
今回は、あえて歯磨きが大切な理由についてご説明いたします。
歯磨きの重要性
歯磨きは、食事などにより汚れた歯をきれいにする行為です。
この汚れの中には、「プラーク(歯垢)」と呼ばれるものがあります。
歯磨きの目的とは、このプラークを取り除くことにあるのです。
これを「プラークコントロール」と呼びます。
プラークコントロールは、プラークを取ることと同時に、プラークの付着しにくいお口の環境を作ることも指します。
プラークとは?
プラークとは、歯の表面に付着している細菌のかたまりのことです。
1mgの歯垢の中には、1億個もの細菌が存在しているといわれています。
お口の中に存在するむし歯菌は、食べ物や飲み物に含まれる糖分をエサにして歯に付着し、プラーク(歯垢)となります。
プラーク中のむし歯菌はさらに糖分をエサにして酸を放出し、その酸が歯の表面のエナメル質からカルシウムやリンを溶かし、やがて歯に穴いてしまいます。
他にもプラークには歯周病の原因となる細菌なども存在しているため、むし歯だけでなく、歯周病などの病気にかかる恐れがあります。
歯ブラシの正しい使い方
むし歯や歯周病を防ぎ、プラークコントロールをするには、歯磨きが重要ですが、ただ闇雲に磨いているだけでは効果が期待できません。
歯ブラシは、親指・人差し指・中指の3本の指でペンを持つように軽くにぎります。
磨く時は、歯ブラシを横に動かし、1本の歯につき20回ほど小刻みに動かしましょう。
とくに意識して磨くのは「歯と歯の間・歯と歯ぐきの境目・奥歯の溝」です。
歯と歯ぐきの境目部分を磨く時は、斜め45度の角度でブラシを当てて、歯ブラシの毛束が歯周ポケットに届くようにしましょう。
磨き残しを防ぐためにも、上の歯から順に奥歯、前歯、表、裏などと、磨く順番を決めておくことをおすすめします。
プラークコントロールでお口のトラブルを予防!
このように、歯磨きは「プラークコントロール」のために重要で、それによってお口をむし歯や歯周病から守ります。
プラークコントロールは、お口に歯が生えた時から始まります。
ご自分はもちろん、赤ちゃんやシニア世代のご家族のプラークコントロールも意識して、みんなで生涯健康なお口を守っていきましょう。
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